Turn More Cubes!

略してTMC

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近日リリースされた3x3新型モデルについて

ここ数年のスピードキューブのハード面での成長は著しく、キューバーの技術向上及びコミュニケーションの高速化と共に、スピードキューブというスポーツのレベルを推し上げた要因であることは火を見るよりも明らかです。

とくに2010年より登場した「DaYan GuHong」をはじめとする「DaYanシリーズ」は、その型破りな構造とそこから生み出される他を圧倒するコーナーカッティングの良さによって、スポーツとしてのスピードキューブだけでなく「玩具」としての立体パズルの常識を覆すものでした。

DaYanの躍進はこれのみに留まらず、競技の道具として見ても、「玩具」つまりはおもちゃとして見ても明らかな欠陥であった、パーツがパズル本体から欠落する「POP」と呼ばれる現象を大幅に減らす機構「torpedoes」(日本ではTパーツと呼ばれることが多い)を取り付けたことも、DaYanのした功績と言えるでしょう。

そして、2012年ごろ?の「DaYan ZhanChi」リリースが、競技用パズル史の区切りの一つといえるでしょう。販売から1年以上経過したにもかかわらず、現在世界で最も使用されている競技用パズルと思われます。

ですが最近、このDaYan ZhanChiという牙城を破るニューフェイスが登場しました。
「YJ」改め「MoYu」のブランド、「MoYu HuanYing」と「MoYu WeiLong」です。

日本では「MoYu スカラシップ」と共に衝撃的なリリースを果たしたこのMoYuブランド。
早速世界のトップキューバーが手をつけ始めました。
「ルービックキューブ世界大会2013」の世界王者決勝戦という大舞台で、オランダのMats Valkが見せたパフォーマンスでは、「MoYu WeiLong」が使用されていると思われます。

また、そのMats Valkを破り、2013年度世界王者となったFeliks Zemdegsも、世界大会ののちにWeiLongに着手したようで、数ヶ月後の大会で自身の持つ世界記録を更新してみせました。

このように、世界トップレベルのキューバーたちは徐々にではありますがDaYanからMoYuに移行しつつあるようです。
確かにMoYuのキューブは一クセも二クセもあるものばかりで、初心者〜上級者一歩手前の実力では使いこなせないかもしれません。
ですが、諦めて既に世界トップレベルでは淘汰されつつある既存のキューブを使い続けるのはもったいないと思いませんか?
使いこなせるかわからないキューブを買う経済的余裕なんてない!という方は、ぜひ大会や定例会、キュービストオフ会などに参加して、「MoYuのキューブを触らせてもらえますか?」と声をかける勇気を持ってください。

いま、競技用パズル史の次世代がやってきています。
今後リリースされる新製品の情報や、スピードキューブ界の情勢に敏感になりましょう。
かといってそれに驕って自己の鍛錬と技術向上を怠らないようにしましょう(^-^)/